2023ほしぞら通信/秋

ペルセウス座流星群をみよう
inひがさす/8月13日(日)

東よか干潟ビジターセンターひがさすと佐賀市星空学習館の共催事業です。今年の8月13日は、ペルセウス座流星群の活動がピークになる日でした。ペルセウス座流星群は三大流星群のひとつで、毎年8月13日頃を中心に活動します。この日に合わせて、市民の皆さんに安全に流れ星を楽しんでもらうために企画しました。

この観察会は事前に申し込みが必要でしたが、流れ星の人気はとても高く、ちょうど夏休みの週末ということもあって、当日には、59組191名もの多数の親子連れや市民の皆さまが参加下さいました。これほど多くのお客様にお越し頂いたのは、昨年11月の皆既月食以来のことです。観察会開始の20時頃はまだ薄明の残る時間ながら、快晴に恵まれて、もう満天の星空になりました。流れ星は、星空を広く眺めながら観察するため、ひがさすの芝生広場に寝転がります。この時間帯はまだ流れ星は少ないものの、ときおり流れるたびに一斉に「あーっ」の声。「見えたよー!」「えーっ、見えなかった」の歓声が飛び交います。90分の観察会の間に、最も多く見たお子さんは5つほど見たと喜んでいました。

観察会には、佐賀天文協会の皆さんの協力でたくさんの望遠鏡も登場して、イベントを盛り上げて下さいました。ご来場の市民の皆様にとって、思い出に残るイベントになったことと、晴天と流れ星に感謝する楽しい時間となりました。

執筆: 早水勉(佐賀市星空学習館副館長)

 

…「ほしぞら通信」アーカイブ
2022年夏 「4~5月 明け方の惑星の大集合」
2022年秋 「七夕まつりー伝統の節句行事―」
2022年冬 「皆既月食&天王星食観察会」
2023年夏 「大人もハマる!ながーい時間飛ぶ折り紙ヒコーキ作り」
2023年秋 「ペルセウス座流星群をみようinひがさす/8月13日(日)」