2026年9月の星空情報


★2026年9月の星空情報

夜空を見上げると、頭の上近くには夏の大三角がまだ目立っています。こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブです。はくちょう座のデネブから、十字の並びに星をたどってみてください。これが北十字ともいわれる星の並びで、翼を広げて飛ぶはくちょうの姿が想像できます。
東の空からは、秋の四辺形が昇ってきています。ペガスス座の胴体部分にあたるため、ペガススの四辺形ともいわれます。この秋の四辺形の西側の辺を南へ伸ばした先に、ポツンと輝く一等星が見つかります。これは、みなみのうお座のフォーマルハウトです。「秋のひとつ星」といわれる、秋の星座の中で唯一の一等星です。
日没直後の西の低空には金星が最大光度で輝きます。この頃の金星は一等星の200倍の明るさになります。25日は中秋の名月です。中秋の名月は必ずしも満月となりませんが、今年は満月の二日前となります。


★ ぜひ探してほしい星たち

金星 「宵の明星」として日没後の西の低空で、圧倒的な明るさで輝きます。
土星 リングのある惑星です。肉眼では一等星ほどの明るさで輝いて見えます。
ベガ こと座の一等星ベガ,わし座の一等星アルタイル,はくちょう座の一等星デネブでつくる大きな三角形です。
秋の四辺形 2~3等星4つでできる四角形で、夏の大三角ほどは明るくありませんが、まわりに明るい星が少ないので、意外と目立ちます。秋の星座を見つける目印になります。
M2, M15球状星団 秋に見やすい大型の球状星団です。数万個もの星がぎっしり集まっています。

★9月の天文現象とこよみ

4日 下弦の月 夜明けの頃、南の空で半月が輝きます。
7日 白露(はくろ) 二十四節気の一つで「しらつゆが草に宿る頃」とされます。
11日 新月 月明かりのない夜です。
19日 金星が最大光度 金星が最も明るく輝きます。(-4.8等)
19日 上弦の月 日没の頃、南の空で半月が輝きます。
21日 敬老の日 国民の祝日です。
22日 国民の休日 国民の祝日です。
23日 秋分の日 昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。太陽は、ほぼ真東からのぼり、真西に沈みます。国民の祝日です。
25日 中秋の名月 旧暦8月15日の月です。秋の収穫に感謝する行事です。
26日 海王星が衝 海王星と太陽の間に地球が位置し、観察の好期となります。
27日 満月 月の明るい夜です。


★惑星


・ 水星は、太陽の方向に近く観察に適しません。
・ 金星は、宵の明星として日没後の西の低空で圧倒的な明るさで輝きます。明るさは-4.6~-4.8等級です。
・ 火星は、夜半頃に地平出して明け方まで観察できます。明るさは1.3~1.1等級です。
・ 木星は、未明に地平出して明け方までどの星よりも明るく輝きます。明るさは-1.6~-1.7等級です。
・ 土星は、10月の衝を目前にして観察の好期です。明るさは0.5~0.3等級です。

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