
★2026年1月の星空情報
秋の星座が西に大きく傾き、冬の星々が主役となって輝きます。南の空に高く、仲良く並んだ3つの星と、それを囲むように4つの星が長方形をつくっているところがオリオン座です。全天88星座の中でも最も覚えやすく、見つけやすい星座といえます。オリオン座には1等星が2つあり、1つは赤く輝くベテルギウス、もう1つは青白く輝くリゲルです。そして、オリオン座の三ツ星の下には、M42オリオン大星雲があります。肉眼でもぼんやりと雲のような星雲を見つけることができ、双眼鏡や望遠鏡ではさらに美しい姿を楽しめます。
オリオンの三ツ星を右斜め上に伸ばした先に、オレンジ色の明るい星が見つかります。おうし座の1等星アルデバランです。アルデバランを過ぎて、さらに伸ばしたその先には、5~6個の星が集まって見える、M45すばるも輝いています。
東の空、低いところに、ひときわ明るく、ギラギラと輝く星が昇ってきました。おおいぬ座の一等星シリウスです。全天で21個ある1等星の中で最も明るく輝いてみえる星です。シリウス、オリオン座のベテルギウス、そしてこいぬ座のプロキオンを結ぶと、冬の大三角ができます。冬の大三角も東の空から昇ってきています。冬の星空には、明るい星も多く、見やすい星雲や星団もたくさんあります。
昨年秋から観察できた土星は夕空の西にあります。日没後に東の空から木星が昇り一晩中観察できます。木星は5月末まで好条件です。

★ ぜひ探してほしい星たち
| すばる(M45) | 全天でももっともよく知られた星の集団です。視力の良い人は、肉眼でも6~7個の星の集団と分かります。双眼鏡,望遠鏡ではさらに沢山の星を見られる、とても美しい星団です。 |
| オリオン座 | 仲良く並んだ三ツ星と、それを囲むように4つの星が長方形に並んでいます。一等星のベテルギウスとリゲルがあり、とても目立ちます。 |
| オリオン大星雲(M42) | オリオン座の三ツ星の下、ぼんやりと雲のような部分がオリオン大星雲M42です。双眼鏡や望遠鏡では、鳥が翼を広げて飛ぶような形に見えます。 |
| シリウス | おおいぬ座の一等星です。-1.5等級という明るさで、一等星の中で最も明るく輝いて見えます。 |
| ペルセウス座h-χ(エイチカイ)星団 | カシオペヤ座との境界に近い大型の散開星団です。2つの星団が並んでいて、双眼鏡や望遠鏡で観察すると星の大集団が見えてきます。 |
| 木星 | 日没後に天頂付近にあって、未明まで観察できます。ふたご座で-2.5 等の明るさで輝きます。望遠鏡では、4つのガリレオ衛星や縞模様を観察できます。 |
| 土星 | リングのある惑星です。肉眼では一等星ほどの明るさで輝いて見えます。そろそろ観察の好期を終了します。 |
★1月の天文現象とこよみ
| 1日 | 元旦 | 国民の休日です。 |
| 3日 | 満月 | 月の明るい夜です。 |
| 4日 | しぶんぎ座流星群が極大 | 今年は、極大のピーク時刻が4日6時頃。しかし、満月の頃で月明かりにより多くの出現は期待できません。 |
| 5日 | 小寒(しょうかん) | 二十四節気の1つで、小寒に入る日を「寒の入り」とも言います。 |
| 10日 | 木星が衝 | 木星が太陽と反対の位置に来ます。観察の好機です。 |
| 11日 | 下弦の月 | 夜明けの頃、南の空で半月が輝きます。 |
| 12日 | 成人の日 | 国民の休日です。 |
| 19日 | 新月 | 月明かりのない夜です。 |
| 20日 | 大寒(だいかん) | 二十四節気の1つで、寒さが最も厳しい頃とされています。。 |
| 26日 | 上弦の月 | 日没の頃、南の空で半月が輝きます。 |
★惑星★
・ 水星は、月初めは日出前の南東の低空。1月22日には外合で観察に適しません。明るさは -0.6~-1.3等級です。
・ 金星は、太陽の方向に近く観察不適です。
・ 火星は、太陽の方向に近く観察不適です。
・ 木星は、日没の頃に東の空から上ります。観察の好期で一晩中見られます。明るさは -2.5等級です。
・ 土星は、日没後の夕空で観察できます。まだまだ環は傾きが小さく細く見えます。明るさは1.2~1.1等級です。





