
★2026年2月の星空情報
冬の寒さの厳しいこの時期、冴えた夜空は年間でも最も豪華な季節です。20時ごろ、南の空を見ると、ギラギラと青白く明るく輝く星が目立っています。これがおおいぬ座のシリウスです。シリウスは、全天21個の一等星の中で最も明るく輝いてみえます。シリウスの右斜め上には、有名なオリオン座が輝いています。仲良く並んだ3つの星と、それを囲むように4つの星が長方形をつくっており、覚えやすく見つけやすい星座です。シリウスと、オリオン座の赤く輝く一等星ベテルギウス、そしてこいぬ座のプロキオンを結ぶと、冬の大三角ができます。
また、シリウス、オリオン座の青白い一等星リゲル、おうし座のアルデバラン、頭の上あたりにあるぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックス、こいぬ座のプロキオンを結ぶと、一等星6つでできる大きな六角形「冬のダイヤモンド」ができます。一等星が多い冬ならではの星の並びですね。このほか、双眼鏡や望遠鏡で見やすい星雲や星団もいろいろありますので、暖かい服装で美しい星空を楽しんでくださいね。
20日に水星が東方最大離角となり、この頃を中心に日没後の西南西の空で観察できます。

★ ぜひ探してほしい星たち
| すばる(M45) | 全天でももっともよく知られた星の集団です。視力の良い人は、肉眼でも6~7個の星の集団と分かります。双眼鏡,望遠鏡ではさらに沢山の星を見られる、とても美しい星団です。 |
| オリオン座 | 仲良く並んだ三ツ星と、それを囲むように4つの星が長方形に並んでいます。一等星のベテルギウスとリゲルがあり、とても目立ちます。 |
| オリオン大星雲(M42) | オリオン座の三ツ星の下、ぼんやりと雲のような部分がオリオン大星雲M42です。双眼鏡や望遠鏡では、鳥が翼を広げて飛ぶような形に見えます。 |
| シリウス | おおいぬ座の一等星です。-1.5等級という明るさで、一等星の中で最も明るく輝いて見えます。 |
| ペルセウス座h-χ(エイチカイ)星団 | カシオペヤ座との境界に近い大型の散開星団です。2つの星団が並んでいて、双眼鏡や望遠鏡で観察すると星の大集団が見えてきます。 |
| 木星 | 日没後に天頂付近にあって、未明まで観察できます。ふたご座で-2.5 等の明るさで輝きます。望遠鏡では、4つのガリレオ衛星や縞模様を観察できます。 |
★2月の天文現象とこよみ
| 2日 | 満月 | 月の明るい夜です。 |
| 3日 | 節分 | 立春の前日で、健康を祈って豆をまいたり恵方巻を食べる習慣があります。 |
| 4日 | 立春(りっしゅん) | 二十四節気の1つで、暦の上では春の始まりとされます。 |
| 9日 | 下弦の月 | 夜明けの頃、南の空で半月が輝きます。 |
| 11日 | 建国記念の日 | 国民の休日です。 |
| 17日 | 新月 | 月明かりのない夜です。 |
| 19日 | 雨水(うすい) | 二十四節気の1つで、「空から降るものが雪から雨にかわるころ」とされます。 |
| 20日 | 水星が東方最大離角 | この頃を中心に水星が日没後の西の低空で観察に適します。 |
| 23日 | 天皇誕生日 | 国民の休日です。 |
| 24日 | 上弦の月 | 日没の頃、南の空で半月が輝きます。 |
★惑星★
・ 水星は、上旬は観察不適ですが、2月20日に東方最大離角で、この頃を中心に観察できます。明るさは -1.2~1.7等です。
・ 金星は、日没直後の西の低空で観察できます。明るさは -3.9等です。
・ 火星は、太陽の方向に近く観察不適です。
・ 木星は、日没の頃に東の空に高く観察の好期です。明るさは -2.5~-2.3等です。
・ 土星は、日没直後の西の低空で、太陽の方向に近く観察不適です。





