
★2026年3月の星空情報
にぎやかな冬の星たちは西の空に傾き、東の空から春の星たちが昇ってきました。裏返しの「?」の星の並びが南東の空で見つかるでしょうか。これが星占いでもおなじみのしし座の頭の部分です。しし座の胸には、1等星のレグルスが輝いています。レグルスは、太陽の通り道にある1等星でロイヤルスターとも呼ばれます。
北の空には、北斗七星が昇ってきました。7つの星がひしゃくの形に並んだところです。秋から冬の間、北斗七星は地平下に隠れていましたが、春になるとまた見られるようになりました。北斗七星は、おおぐま座のおしりからしっぽにかけての星の並びで、北極星を見つける目印にもなります。おおぐま座は、全天88個の星座の中で3番目に大きな星座です。ちなみに、2番目に大きな星座はおとめ座で、4月ごろに見られるようになります。そして、1番大きなうみへび座も、頭の部分はもう顔をだしています。 夕方に木星が空高く観察できます。

★ ぜひ探してほしい星たち
| ふたご座 | 同じくらいの明るさの星が2つ仲良く並んでいます。1等星のポルックスと2等星のカストルで、ふたごの頭で輝く星です。カストルは、肉眼では1つ、望遠鏡では2つにわかれてみえる星です。 |
| オリオン座 | 仲良く並んだ三ツ星と、それを囲むように4つの星が長方形に並んでいます。一等星のベテルギウスとリゲルがあり、とても目立ちます。 |
| しし座 | 裏返しの「?」が頭で、ライオンの姿がよくわかる星座です。 |
| M44プレセペ星団 | かに座の真ん中あたりにある星の集まり(散開星団)です。双眼鏡で見ることができます。 |
| 北斗七星 | 7つの星がひしゃくの形にならんでいます。 |
★3月の天文現象とこよみ
| 2日 21時 |
レグルス食 | しし座の一等星レグルスが月に隠される現象です。 |
| 3日 | 皆既月食(満月) | 満月が地球の影に入り暗くなる現象です。学習館では観察会を行います。 |
| 5日 | 啓蟄(けいちつ) | 二十四節気の1つで、「冬ごもりしていた土の中の虫たちが出てくる頃」とされています。 |
| 11日 | 下弦の月 | 夜明けの頃、南の空で半月が輝きます。 |
| 17日 | 彼岸の入り | 二十四節気を補う雑節の一つです。 |
| 19日 | 新月 | 月明かりのない夜です。 |
| 20日 | 春分(しゅんぶん) | 二十四節気の1つで、太陽が真東から昇り、真西に沈む日です。 |
| 20日 | 水星が東方最大離角 | この頃を中心に水星が日没後の西の低空で観察に適します。 |
| 26日 | 上弦の月 | 日没の頃、南の空で半月が輝きます。 |
★惑星★
・ 水星は、7日に内合で太陽の方向になるため観察不適です。下旬には、日出前の東の低空で見られます。
・ 金星は、[宵(よい)の明星]として、日没後の西の低空で見られます。明るさは、-3.9等です。
・ 火星は、日出前の東の超低空で、当分の間は観察に適しません。
・ 木星は、日没直後の天頂付近で観察しやすいです。明るさは-2.3~-2.1等です。
・ 土星は、25日に合で太陽の方向になるため観察不適です。
・ 天王星は、日没後の西の空です。明るさは5.8等級で、望遠鏡を使うと見ることができます。
・ 海王星は、22日に合で太陽の方向になるため観察不適です。





