日食遠征報告
「19回目の皆既日食」
とにかく一度だけでよいから皆既食を見たいとの願望と連敗脱出への意地から、1995年10月のインド日食観測からは、旅行費用を安くするために個人旅行に切り替え現地へ赴く事にしました。この時の日食は「筆舌に尽くしがたい」と言う表現そのもので、1度見るだけで良いと思っていた皆既日食の観測に、今年4月のメキシコ日食までなんと19回もの遠征になってしまいました。
今後の皆既日食は2026年8月のアイスランド・スペインと2027年8月のモロッコ・エジプト日食ですが、2035年9月2日に、北関東地方で条件の良い皆既日食が観測可能ですので、この日食は万難を排して観測におもむかれる事を強くお勧めします。
執筆: 副島勉(一般社団法人佐賀天文協会 会長)
…「ほしぞら通信」アーカイブ…
2022年夏 「4~5月 明け方の惑星の大集合」
2022年秋 「七夕まつりー伝統の節句行事―」
2022年冬 「皆既月食&天王星食観察会」
2023年夏 「大人もハマる!ながーい時間飛ぶ折り紙ヒコーキ作り」
2023年秋 「ペルセウス座流星群をみようinひがさす/8月13日(日)」
2023年冬 「四目(よんもく)釣りで楽しめた「ハゼ釣りとむつごろう観察」」
2024年夏 日食遠征報告「19回目の皆既日食」