2026年4月の星空情報


★2026年4月の星空情報

冬の星座は西の空に大きく傾き、春の星座へとバトンタッチをする季節です。天頂付近には しし座 が、北の空高く おおぐま座があります。おおぐま座の一部が北斗七星です。北斗七星の柄のカーブを伸ばしていくと、うしかい座のアルクトゥルス,おとめ座のスピカに達し、これを 春の大曲線 と呼びます。スピカを超えて、さらにカーブを延ばした先に4つの星が台形に並んだところが見つかるでしょうか。ここがからす座です。アルクトゥルス,スピカ,しし座のデネボラ で形作れる大きな正三角形は 春の大三角 です。
春の夜空には、冬に比べて明るい星が少なくなりますが、おとめ座の方向や、かみのけ座の方向にはさまざまな銀河が隠れています。銀河は星座の星に比べて、けた違いの遠い場所にあるために暗く、望遠鏡でもなかなか見るのが難しいのですが、遠くの宇宙を見やすい星空でもあります。晴れた夜は望遠鏡で宇宙をのぞいてみてくださいね。
この4月は、金星が宵の明星として日没後の西の低空で圧倒的な明るさで輝いています。さらに西空の高いところで木星も輝き、夕空の金星と木星の観察好期は6月上旬まで続きます。


★ ぜひ探してほしい星たち

しし座 裏返しの「?」が頭で、ライオンの姿がよくわかる星座です。
レグルス しし座の胸で輝く一等星で、太陽の通り道にあり、ロイヤルスターとも呼ばれます。
M44プレセペ星団 かに座の真ん中あたりにある星の集まり(散開星団)です。双眼鏡で見ることができます。
北斗七星 7つの星がひしゃくの形にならんでいます。
春の大三角 うしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラを結んでできる三角形です。

★4月の天文現象とこよみ

2日 満月 ほぼ一晩中、月の明るい夜です。
4日 水星が西方最大離角 水星が日出前の東の空で観察の好期です。
5日 清明(せいめい) 二十四節気の1つで、「草木が芽吹き、花が咲くころ」とされています。
10日 下弦の月 夜明けの頃、南の空で半月が輝きます。
17日 土用 春の土用。二十四節気を補う雑節の一つで立夏の前のころです。
17日 新月 月明かりのない夜です。
20日 穀雨(こくう) 二十四節気の1つで、「穀物にとって恵みの春雨が降るころ」です。
23日 こと座流星群が見ごろ 未明の空で流星群が比較的見やすくなります。
24日 上弦の月 日没の頃、南の空で半月が輝きます。
29日 昭和の日 国民の祝日です。


★惑星


・ 水星は4月4日に西方最大離角となり、明け方の東空で観察好期です。明るさは 0.3~ 0.7等です。
・ 金星は、宵(よい)の明星として、日没後の西の低空で圧倒的な明るさで輝きます。明るさは、-3.9等です。
・ 火星は、日出前の東の超低空で、当分の間は観察に適しません。
・ 木星は、日没直後の西の空高く、金星に次いで明るく輝きます。明るさは -2.1~-1.9等です。
・ 土星は、太陽の方向に近く観察不適です。
・ 天王星は、太陽の方向に近く観察不適です。
・ 海王星は、太陽の方向に近く観察不適です。

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